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クラシック音楽の、グレゴリオからバッハあたりまでの範囲で、私の好きな「この一曲」を紹介。
「この一曲」の「作曲家年代順リスト」→http://www.cityfujisawa.ne.jp/~m-itazu/composer.html

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私の好きな古楽100(62) パーセル 「組曲6番」「ラウンド0」「グラウンド」
ヘンリー・パーセル(英1659-1695)は、彼にはいくつかの優れたハープシコードの作品がある。 ちょっとしゃれた感じの「組曲6番」、哀愁を感じさせる「グラウンド」そしてブリテンの「青少年管弦楽入門」の主題にになっている「ラウンド0」など。 「ラウンド0」は、劇付随音楽のアブデラザールの中の第2曲「ロンドー」からきている。音そのものの喜びのようなものを感じさせるパーセル独特の自由奔放な世界がある。 ...続きを見る

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2017/04/29 08:26
私の好きな古楽100(61)マラン・マレ  ヴィオール曲「聖ジュヌヴィエーヴ教会の鐘の音」
マラン・マレ(仏1656-1728)は、ルイ14世に仕えたヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者であり作曲家である。 マラン・マレについて書かれた小説に、パスカル・キニャールという人の「めぐり逢う朝」がある。 マレの師コロンブとの共感、葛藤を描いたものであるが、この中で「音楽とは言葉では語れぬことを語るためにある。」「死者に残しておく一杯の水のため、、、、生まれる前の命のために。息もせず、光もなかった頃のために」といった師弟の会話があり、音楽の根源を考えさせる。 「聖ジュヌヴィエーヴ... ...続きを見る

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2017/04/28 07:26
私の好きな古楽100(60)パッヘルベル  オルガン作品集
パッヘルベル(独1653-1706)については、ブクステフーデとともにバッハに影響を与えたといわれるように、オルガン作品集に数々の傑作がある。 アポロの6弦琴、プレリュードニ短調、シャコンヌへ短調、ニ短調、リチュルカーレハ短調、さらにルターのコラールにより変奏曲「God the Father dwells with us」など。 プレリュードニ短調は、バッハを想起させる迫力のある曲想、 シャコンヌへ短調、ニ短調は聞く者の心をとらえて離さない。 リチュルカーレハ短調は、不思議な半... ...続きを見る

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2017/04/27 08:08
私の好きな古楽100(59)パッヘルベル  器楽アンサンブル「音楽の楽しみ」
ヨハン・パッヘルベル(独1653-1706)は、「カノンとジーグ」で有名であるが、バッハの父アンブロジウスと交流のあったオルガニストで、ブクステフーデなどともにバッハに影響を残した人である。 彼は、オルガン曲だけでなく、器楽アンサンブルの作品を書いた。 「音楽の楽しみ」もその一つで、宮廷での「食卓音楽」として演奏された「6 曲のパルティータ」からなる小アンサンブル作品である。「カノン」や5声、4声のパルティータなどとともに、題名どおり[音楽の楽しみ]を味わうことが出来る。 4番ホ短... ...続きを見る

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2017/04/26 07:29
私の好きな古楽100(58) ゲオルク ムファット  「シャコンヌ ト長調」(「調和の捧げ物」組曲
ドイツのプロテスタントのオルガン音楽において、バッハの先輩たちにブクステフーデやパッヘルベルなどがいるが、その当時の一人、ゲオルク ムファット(Georg Muffat独1653-1704)は南ドイツ オーストリアのカトリック系オルガン音楽を代表する作曲家である。 パリでリュリに、ローマでコレッリに学んでいる。ビーバーとも交流があり、ムッファトは汎ヨーロッパ的な人生を送っている。 この頃のトッカータ、パッサカリア、シャコンヌなどはフランス、イタリアの影響を強く受けている。 シャコンヌ... ...続きを見る

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2017/04/25 08:04
私の好きな古楽100(57) ビーバー  「ロザリオソナタ」  
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(チュコ1644-1704)は、17世紀屈指のヴァイオリンのヴィルトゥオーソ・作曲家」といわれる。 ザルツブルグの宮廷礼拝堂楽長を務めていたこともあり、「教会あるいは宮廷用ソナタ」「ロザリオのソナタ」「レクイエム」など宗教的な色彩の強いヴァイオリンソナタがある一方、「描写的なヴァイオリンソナタ」など、鳥や動物、戦いなどを描写した標題音楽なども作曲している。 マリアを主題とした「ロザリオのソナタ」は、パッサカリアやソナタ6番など高度の技法と深みのあるヴァ... ...続きを見る

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2017/04/24 07:18
私の好きな古楽100(56) シャルパンティエ     「真夜中のミサ」  
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(仏1643-1704)は、バッハより少し前のフランスの作曲家で、この「真夜中のミサ」は、クリスマス前夜の真夜中の曲。 当時、フランスで広く歌われていたノエル(クリスマスの歌)が、ミサ曲として仕立てられている。 合唱と器楽合奏で作られ、素朴な笛の音は牧歌的な雰囲気を出している。出だしのキリエを聴いた途端、その美しい安らぎのメロディに魅了されてしまう。 バッハの「マタイ受難曲」のコラールなどの響きとも違って、もっとフランス的な明るい美しさがある。 ... ...続きを見る

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2017/04/23 08:23
私の好きな古楽100(56)  ブクステフーデ オルガン作品「前奏曲 ト短調149」
ブクステフーデブクステフーデ(独1637−1707)のオルガン作品は、前奏曲やフーガに優れた作品が多い。 特に「前奏曲 ト短調149」「フーガ ハ長調174」のこの2曲は、特に印象に残る作品である。 前奏曲 ト長調149」は、冒頭、大自然の鼓動を思わせる重厚な低音の旋律で始まり、深い世界へと我々を引き込んでゆく。芸術性の高い名作である。「フーガ ハ長調174」は、ジーグ舞曲のリズムによる可愛らしいブーガ。 断片的な小曲であるが、大変美しい。 ...続きを見る

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2017/04/22 08:28
私の好きな古楽100(54) ブクステフーデ  オルガン・コラール「いかに美しきかな暁の明星は」  
ブクステフーデ(独1637−1707)については、パッサカリアのような壮大なオルガン曲の一方で、オルガンコラールの作品群は、素朴で美しい魅力がある。 「いかに美しきかな暁の明星は(BuxWV223)」「われ汝を呼ぶ、主イエス・キリスト(BuxWV196)」「甘き喜びのうちに(BuxWV197)」「来たれ聖霊、主なる神(BuxWV199)」「今我ら聖霊に願い奉る(BuxWV208)」など。 バッハやパッペルベルなども同様にコラールに基づくオルガン曲を作っているが、ルター派のコラールの旋... ...続きを見る

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2017/04/21 07:33
私の好きな古楽100(53) ブクステフーデ   オルガン曲「パッサカリア ニ短調」  
ブクステフーデ(1637−1707)は,J.S.バッハ以前のドイツにおいて最大の教会音楽の作曲家といわれる人で、バッハに多大な影響を与えている。 ブクステフーデのオルガン曲には、プレリュード、トッカータなど沢山あるが、コラールやパッサカリアなどが、素朴で柔らかく聞く人の心に語りかけてきて印象的である。 特にパッサカリアニ短調は、ヘッセの小説「デミアン」の中で、「古いオルガン音楽のえり抜きの曲」で「この異様な深い沈潜的な、自分自身に聞き入っているような音楽に浸った。 それはいつ聞いても... ...続きを見る

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2017/04/20 07:48
私の好きな古楽100(52) フローベルガー 「トッカータ第11番(聖体奉挙のために)」他
フローベルガー(独1616-1667)については、組曲など標題音楽について取り上げたが、その中で「フローベルガーは、ヘルマン・ヘッセの小説「ガラス玉遊戯」の中で、主人公クネヒトが初めて出会う音楽名人のイメージとして取り上げられている。」と書いた。 ヘッセのフローベルガーへの思いは、標題音楽ではなく、ブクステフーデやバッハへ連なる荘重な鍵盤音楽のイメージを持っていたのではないかと思う。 彼の重厚さをイメージする音楽は、トッカータ、リチェルカーレ、カンツオーナ、ファンタジア、カプリッチョなど... ...続きを見る

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2017/04/19 21:39
私の好きな古楽100(51) フローベルガー 標題音楽「哀歌」 ほか  
ヨハン・ヤーコブ・フローベルガー(独1616-1667)は、初期バロック時代の鍵盤楽器奏者、作曲家でフレスコバルディの弟子で、イタリアの音楽をドイツに橋渡しをした。ブクステフーデやバッハに先行するドイツの重要な作曲家である。バロック時代の組曲の構成舞曲(アルマンド、ジーク、クーラント、サラバンド)を確立したとされる。彼には下記のような、いくつかの標題音楽があり組曲に組み込まれている。いずれも題名が面白く情感豊かな曲が多い。 ●「皇帝フェルディナント3世陛下の痛切の極みなる死に捧げる哀... ...続きを見る

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2017/04/18 10:43
私の好きな古楽100(50) シュッツ 「音楽による葬送」  
ハインリッヒ・シュッツ(独1585-1672)は、17世紀のドイツ音楽を確立した人でドイツ音楽の父と言われている。 大バッハ誕生100年前に生まれている。 受難曲やモテットを多く作曲している。「音楽による葬送」は、シュッツの領主であった伯爵に依頼されて作曲した埋葬儀式のための教会音楽で、ドイツレクイエムの最初の作品である。 この曲は、「裸で私は母の胎からでた。裸でまた、そこへ帰ってゆこう」という歌詞で始まり一貫して「主よ私はあなたを離しません。私を祝福して下さるまで」と死に打ち勝... ...続きを見る

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2017/04/04 07:44
私の好きな古楽100(49) フレスコバルディ 「フィオーリ・ムジカーリ(音楽の花束)」
ジローラモ・フレスコバルディ(伊1583-1643)は、声楽界におけるモンテヴェルディと並んで、初期バロックの鍵盤楽器の最大の作曲家である。ローマのサン・ピエトロ寺院のオルガニストであり、聖歌に代わる典礼用のオルガン曲などを作曲し、弟子のフローベルガー(独1616-1667)を通して、ブクステフーデやバッハなどドイツのオルガン音楽に至る道を敷いたといわれる。後のバッハなどにも影響を与えている。 その「オルガン・ミサ」の代表作が「フィオーリ・ムジカーリ(音楽の花束)」である。トッカータ、... ...続きを見る

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2017/04/03 07:40
私の好きな古楽100(48) ジョン・ウイルビー  イングリッシュ・マドリガル「甘き蜜吸うハチたち 
ジョン ウイルビー(Jhon Wilbye 英1575-1638)は、 ルネッサンス音楽末期のイングリッシュ・マドリガルの作曲家。 イングリッシュ・マドリガルは、トーマス・モーリ(Thomas英1557-16029) をはじめジョン・ウイルビー、トーマス・ウィールクス(Thomas Weelkes英1576-1623)などエリザベス朝時代の宮廷作曲家達によって、イタリアの形式を真似て作られたが、イタリア程複雑で無く、英語にあったイギリス独自のものに発達させていて、多声だが和声を主体にした曲が... ...続きを見る

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2017/04/02 08:04
私の好きな古楽100(47)M.プレトリウス 教会音楽「シオンのミューズたち」  
ミヒャエル プレトリウス(独1571-1621)は、ドイツプロテスタントのコラールや賛美歌を編曲をした人として重要な作曲家である。 主要な作品は、教会音楽「シオンのミューズたち」と理論書「音楽大全」などである。ドイツでは、10年年上のハスラー、10年年下のシュッツ、シャイトなどと、また、イタリアのガブリエルなどとも交流があり、ドイツプロテスタントのコラールの展開とともに、教会コンチェルトの様式をドイツにもたらしている。 「シオンのミューズたち」では「マニフィカト」、「コラール」、モテッ... ...続きを見る

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2017/04/01 08:10
私の好きな古楽100(46) モンテヴェルディ マドリガーレ集:「アリアンナの嘆き」ほか  
モンテヴェルディ(伊1567-1643)は多くの優れたマドリガーレを残している。ヴェネチアのサンマルコ大聖堂の楽長を努め宗教曲を作曲する傍ら、いわばオフタイムにマドリガーレを作曲。ジェズアルドとともに代表的なマドリガーレ作者である。 モンテヴェルディは、マドリガーレ集を1〜8巻まで作曲し、後半の5巻あたりから、マドリガーレを通奏低音つきの独唱歌曲に変化させ、この分野でのバロック音楽を確立したといわれている。「こうして死にたいもの」(4巻)「私の魂は」(5巻)→「あなたを愛しています、私の... ...続きを見る

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2017/03/31 08:12
私の好きな古楽100(45) モンテヴェルディ [マニフィカト]他
モンテヴェルディ(伊1567-1643)は、バロック期初期の巨人である。 聖務日課用の大作「聖母マリアの夕べの祈り」が有名であるが、この中でも、その終曲であるマニフィカトが美しい。マニフィカトは2種類作曲されていて、ひとつは7声の合唱と器楽によるもの,もうひとつは6声の合唱と通奏低音だけのものである。この後半の通奏低音だけのものが、とりわけ美しい。 マニフィカトというのは、「賛美する」という意味であるが、受胎告知を受けたマリアが神を賛美する歌である。 「主は、この賤しい主の卑女(はした... ...続きを見る

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2017/03/30 07:32
私の好きな古楽100(44) ドゥアルテ・ロボ  「レクイエム」
  ドゥアルテ・ロボ(ポルトガル(1565-1646)は、ヴィクトリア(西1548-1611)の影響下にあった隣国ポルトガルにおけるポリフォニーの第一人者である。 彼の「レクイエム」はヴィクトリアの「死者のためのミサ曲」に劣らず、まことに美しい。 彼らは、日本にキリスト教が伝えられた頃の作曲家である。当時、日本人の間でキリスト教が、急速に広まったのは、キリスト教の死者に対する丁寧な扱いがあったことが要因のひとつにあげられている。 信長、秀吉の頃、セミナリオ(神学校)を通して宗教音... ...続きを見る

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2017/03/28 07:57
私の好きな古楽100(43) ダウランド  リュート曲「涙のパバーヌ
ジョン・ダウランド(1563-1626)は、バードともに英国におけるルネッサンス音楽の代表的作曲家である。 主にリュート曲が中心。とりわけ有名なのが、「涙のパヴァーヌ(Lacrimae)」で、世俗歌「Flow my tears(流れよ我が涙)」を器楽用に作曲したもの。 ダウランドのリュートの曲には、「ダウランドの涙」「常にダウランド、常に悲しき」など「つねに悲しむ」をモットーとする作曲家である。 人間は、基本的に孤独であり、常に悲しい存在である。ダウランドの曲は、そんな人間の... ...続きを見る

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2017/03/27 07:32

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