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クラシック音楽の、グレゴリオからバッハあたりまでの範囲で、私の好きな「この一曲」を紹介。
「この一曲」の「作曲家年代順リスト」→http://www.cityfujisawa.ne.jp/~m-itazu/composer.html

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タイトル 日 時
何度も聞く古楽2018-95バッハ 「半音階的幻想曲とフーガニ短調 BWV903」
この曲はベートーベンもよく研究したといわれる。 幻想曲の急速なパッセージ、大胆な転調、加えて、「語り歌う」レチタティーヴォ、しばし、バッハの他の曲にみられないこのドラマティックな曲に息をのむ。 この即興的な《幻想曲》で表現は、《フーガ》という厳格性に引き継がれ高められ、濃縮される。 ...続きを見る

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2018/07/22 07:36
何度も聞く古楽2018-94バッハ 平均律クラヴィーア曲集(2)
24の調による「プレリュードとフーガ」の第2集。第1集に比べ音楽性が豊か。全体的にプレリュードが美しい。優雅さ、快適さ、甘美さなど次々繰り広げられる多彩な曲想に、飽きることはない。なかでも、印象に残る曲は、第4曲嬰ハ短調BWV873、第6曲ニ短調BWV875、第8曲嬰ニ短調BWV877、第9曲ホ長調BWV878、第22曲BWV893変ロ短調など。 第4曲嬰ハ短調BWV873は、大変哀愁に満ちた深い表現で胸にしみわたってくるプレリュード、軽快ではあるが、深い情感を維持したまま進むフーガ。 第6... ...続きを見る

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2018/07/21 07:38
何度も聞く古楽2018-93バッハ 平均律クラヴィーア曲集(1)BWV846-869
24の調による「プレリュードとフーガ」。曲集は(1)と(2)があり、(1)は1722年、(2)はその20年後に完成している。(1)で印象に残る曲は、先ずなんといっても第1曲ハ長調BWV846,この曲を基にグノーが「アヴェ・マリア」のメロディをつけて編曲しことで知られる。こうした短い曲では、第13曲嬰ヘ長調BWV858は、:明るく楽しいプレリュードとフーガが快く美しい。 圧巻は次の3曲。 第4曲嬰ハ短調BWV849のプレリュードの冒頭のモチーフが素晴らしい。フーガは堂々とした巨大な構築空間の中... ...続きを見る

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2018/07/20 06:44
何度も聞く古楽2018-92バッハ  「パルティータ全曲 」BWV825-830
ハ(独1685-1750)の鍵盤の組曲には、この「パルティータ」のほか「フランス組曲」「イギリス組曲」などがある。「パルティータ」は、「クラヴィーア練習曲集第1部」として最初に出版され、第2部には「イタりア協奏曲」「フランス序曲」、第3部「オルガン・ミサ曲」、第4部「ゴルトベルグ変奏曲」と続く。 「パルティータ」のなかで、印象深いのは1番と6番。1番は、舞曲のリズムを生かしながら、自然にある調和、変化を音で表現しているような繊細さとともにおおらかさがある。第2曲は、イタリア協奏曲を想起させる。... ...続きを見る

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2018/07/19 07:38
何度も聞く古楽2018-91バッハ  「フランス組曲 5番BWV816」
バッハ(独1685-1750)の組曲は、このフランス組曲に先立ち「イギリス組曲」がある。「イギリス組曲」は、各曲の冒頭に自由なプレリュードがおかれているが、フランス組曲は、それはなく、舞曲リズムのアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグを核とした組曲である。 バッハは、舞曲リズムから、曲のさまざまな多様性を引き出したといわれている。 繊細なリズム感、洗練された音楽表現、自然な音楽といった性格を創り出してきた。 この組曲の、特に有名でもある5番のアルマンドが流れ始めると、その洗練された音楽... ...続きを見る

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2018/07/18 06:49
何度も聞く古楽2018-90バッハ オルガンコラール「深き淵より我汝をよばわる」
オルガンコラール「深き淵より我汝をよばわる」→詩篇130の基づくマルティン・ルターの作詞作曲。 同名のカンタータ第38がある。 詩篇130は罪の深い絶望から神の赦しを乞うという内容。 コラールの単旋律をもとに、深い淵からの重い叫びが響いてくるような荘厳な曲である。 時が生まれ一斉に万象が動き始め伸びてゆ北飼いに絡んでゆく。 そして怒濤のごとく流れゆく ...続きを見る

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2018/07/17 07:47
何度も聞く古楽2018-89バッハ  「パッサカリアとフーガハ短調BWV582」
バッハ(独1685-1750)のオルガン曲の中で、「パッサカリアとフーガ」は「トッカータとフーガ」に並んで素晴らしい。 冒頭の低音主題が大変印象的で、この主題の反復と変奏がグイグイと深くて雄大な世界に我々を引き込んでゆく。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/07/16 07:48
何度も聞く古楽2018-88バッハ 前奏曲とフーガ「ハ短調BWV549]
ペダルの迫力がすごい。エネルギーがほとばしる。フーガはそのエネルギーを秘めに秘めてリズムを刻む。だんだん激しくなってゆく。 ...続きを見る

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2018/07/15 07:27
何度も聞く古楽2018-87バッハ 教理問答書コラール WV682:「天にまします我らの父よ」
穏やかな波動が一点から円を描き天上に広がってゆく ...続きを見る

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2018/07/13 06:45
何度も聞く古楽2018-86バッハ オルガン曲「トッカータとフーガ 二短調BWV565」
この曲は、誰でも知っているバッハ(独1685-1750)のオルガン曲の代表作であるが、この曲に触発されてヘルマン・ヘッセが詩を書いている。「バッハのあるトッカータに寄せて」という題がつけられている。 「凝固せる太古の沈黙.....支配する暗黒.....このとき一条の光  雲の裂け目よりほとばしり、光なき虚無の中より 世の深遠をつかむ。..............」     ヘッセは、「バッハのトッカータを聞くと、必ず天地創造のイメージが、しかも光の誕生のイメージが湧いてくるのです。」と言って... ...続きを見る

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2018/07/12 08:10
何度も聞く古楽2018-85バッハ オルガン作品「幻想曲とフーガ BWV542」「フーガ BWV57
バッハの「幻想曲とフーガ BWV542」「フーガ BWV578]は、大フーガ、小フーガといわれている名曲。大フーガ、小フーガという言い方は、BWVの番号が存在しなかったときの名残りのようである。 大フーガのドラマティックで、未踏の空間へグイグイ心をひっぱって行くような展開、そして、目の前に開ける壮大で美しい世界。この音楽の世界は何だろう。すべてが一致結合し価値を認めており充足しあっている。 一方の小フーガは、バランスの取れたまとまった名曲。 ...続きを見る

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2018/07/11 07:47
何度も聞く古楽2018-84バッハ  「オルガン独奏のためのトリオソナタBWV525-530」
バッハ(独1685-1750)のこのオルガンのトリオソナタは、3楽章構成で6曲あるが、詩情に満ちた美しい曲ばかりで、どの曲にも惹きつけられる。3人で演奏されるソナタ形式を一人で、右手、左手、両足で3パートを演奏する。それぞれのメロディの自律性を認識し、他のメロディーとの掛け合いを上手く弾きこなす必要があり、かなり高度な演奏技術が要求される。 ソナタ525の冒頭から楽しい豊かな音色で始まり、切なく美しいアダージョ、アレグロでは、軽やかな小さな生き物が飛び交う。ソナタ526のラルゴ、ソナタ527の... ...続きを見る

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2018/07/10 07:16
何度も聞く古楽2018-83バッハ     「マタイ受難曲」
バッハ(独1685-1750)の「マタイ受難曲」は、「ヨハネ受難曲」が「初めに言あり、言は神であった」という福音書の前提を踏まえているため、神の支配、栄光が強調されるが、「マタイ受難曲」の方は、イエスの人間的実存の面から展開されているため、イエスの人間としての苦悩などが多くの場面で描写される。ユダの裏切りへの厳しいことば、イエスの苦悩を理解しない弟子への落胆、「我が神、どうして私をお捨てになるのか」という神への信の確認など、きわめてドラマティックな展開を見せる。「ああ、血にまみれ傷ついた御頭よ」... ...続きを見る

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2018/07/09 06:44
何度も聞く古楽2018-82バッハ モテット3番BWV227「イエスよ、私の喜びよJesu,mein
バッハのモテットは6曲あるが、いずれも、聖書の聖句や宗教詩、コラールなどのテキストを音楽化したもので、祈りの音楽である。中でも3番「イエスよ、私の喜びよJesu,meine Freude」は、同名のコラールをベースに、それを効果的に生かした素晴らしい作品である。テキストも、イエスに寄り添うことで、死、罪、傲慢、虚栄、富、名誉と戦うといった素朴な内容で、心の安らぎを求める祈り、信仰、霊の勝利を歌う。変奏が多彩で、テキストの内容が音楽となって深化してゆく不思議な一曲である。 ...続きを見る

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2018/07/08 07:25
何度も聞く古楽2018-81バッハ  カンタータ第182番 「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV18
イエスはユダヤ各地で伝道して多くの信者・弟子を得た後、首都エルサレムに入り、やがて十字架にかけられるが、このエルサレム入城を「枝の日曜日」とし、その週の金曜日が受難日、次の日曜日が復活祭となる。第182番 「天の王よ、汝を迎えまつらん」は、このエルサレム入城の時のカンタータである。最初のソナタは、ヴァイオリンとリコーダーによる素朴でのどかな音楽。「ロバに乗って」という場面を想像させる。なんといってもこの曲の要は、5曲目のアルトによるアリアであろう。リコーダーのオブリガートが、やがてやって来る受難... ...続きを見る

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2018/07/07 07:50
何度も聞く古楽2018-80 バッハ     カンタータ106番 「神の時こそいと良き日」
J.S.バッハ(独1685-1750)のこの曲は、「哀悼行事用」呼ばれる葬送用のカンタータである。リコーダー、ビオラ・ダ・ガンバの柔らかい美しい前奏で始まる。死の人間のジメジメしたやりきれなさが、どこかへ吹っ飛んでしまうような独特の響きがある。旧約の、避けられない掟としての死を歌うバス、その後、やさしいソプラノが「主イエスよ来たりたまえ」と救済の手を差し伸べる。直後のアリアとガンバの伴奏がとりわけ美しく感動的だ。終章もリコーダー、ガンバが効果的にコラールを締めくくり、これらの楽器の魅力を再認識... ...続きを見る

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2018/07/06 06:57
何度も聞く古楽2018-79バッハ     カンタータ第82番「われは足れり」BWV82
バッハ(独1685-1750)のバス独唱の名曲として知られる。ルカによる福音書にある、救い主としての幼児イエスに出会い心満たされて死に赴くシメオン老人の物語で、シメオンを「私」として歌います。”私はもう結構。正しい人たちの希望である救い主をこの腕に抱きしめたのだ。私は今日のうちにもこの世を去りたい。”と。誕生した孫かひ孫を抱き上げる老人のような、深い限りなくやさしい喜びと気持ちが重なり、心が安らぐ名曲である。 ...続きを見る

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2018/07/05 07:02
何度も聞く古楽2018-78バッハ  カンタータ4「キリストは死の縄目につながれたり」BWV4
ルターが、グレゴリオ聖歌「過越のいけにえを」Victimae paschali laudesの旋律を改編してコラール「キリストは死の縄目につながれたり」を作り、そのコラールをもとにバッハがカンタータ4番とする。 このカンタータ「キリストは死の縄目につながれたりBWV4」は、死と生命が戦い、生命が死を呑みつくすという緊迫感のあるクライマックスがあるが、 音楽としては、 その前の、罪ゆえに死に囚われる人間の絶望を歌う ソプラノとアルトの2重唱の第2変奏「死に打ち勝てる者絶えてなかりき」(De... ...続きを見る

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2018/07/04 07:17
何度も聞く古楽2018-77ペルゴレージ    「スタ-バト・マーテル」
ジョヴァンニ・バティスタ・ペルゴレージ(伊 1710-1736 後期バロックのオペラ作曲家)は、バッハより25年後の世代だが、26歳の若さで亡くなっているため、彼より早く世を去っている。 「スタ-バト・マーテル(悲しみの聖母)」は、グレゴリオ聖歌のひとつで、十字架のイエスの足元でマリアがわが子を嘆く悲痛な詩である。 グレゴリオ聖歌は、やや単調な歌であるが、ペルコレージのこの歌は、悲しみの中に明るさもあり、まことに美しい。パレストリーナも美しい「スタ-バト・マーテル」を作っているが、ペルゴレー... ...続きを見る

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2018/07/03 07:30
何度も聞く古楽2018-76ガルッピ  チェンバロ「ソナタ5番ハ長調」
バルダッサーレ・ガルッピ(伊1706-1785)は、後期バロック期のオペラの作曲家であるが、大変魅力的なチェンバロのソナタを残している。チェンバロ「ソナタ5番ハ長調」は、ミケランジェリのピアノ演奏で有名になったが、曲の鳴りはじめた瞬間からその旋律に引き込まれてしまう。 この美しいチャーミングな旋律は、ミケランジェリのピアノ演奏で聞くと、もはやバロックではなく、モーツアルトなどに近いが、チェンバロの演奏は、もっと素朴で別な味わいがある。 ...続きを見る

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2018/07/02 06:38

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