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zoom RSS 古楽つまみ食い(94)バッハ 平均律クラヴィーア曲集(2)

<<   作成日時 : 2017/09/12 07:31   >>

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24の調による「プレリュードとフーガ」の第2集。第1集に比べ音楽性が豊か。全体的にプレリュードが美しい。優雅さ、快適さ、甘美さなど次々繰り広げられる多彩な曲想に、飽きることはない。なかでも、印象に残る曲は、第4曲嬰ハ短調BWV873、第6曲ニ短調BWV875、第8曲嬰ニ短調BWV877、第9曲ホ長調BWV878、第22曲BWV893変ロ短調など。
第4曲嬰ハ短調BWV873は、大変哀愁に満ちた深い表現で胸にしみわたってくるプレリュード、軽快ではあるが、深い情感を維持したまま進むフーガ。
第6曲ニ短調BWV875、波打つようなリズムで振り向きつつもどこまでも駆け上って行くようなプレリュード、そして、下降する力とそれを止めようとする力が拮抗するフーガ、
第8曲嬰ニ短調BWV877、快いアルマンドのプレリュード、深い底へ下りてゆくようなフーガ
そして、天から降りてきて凪の海に浮かびながらその空間に漂い自然のリズムに憩うような第9曲ホ長調BWV878、
更に、13曲以降の後半に入ると、オルガン曲のような重厚さがあり構築的な曲が多くなり、どの曲を聴いても、深い海の底の永遠のときに立脚して、海面の動きを聞き分けているような充実感を味わうことが出来る。その圧巻は第22曲BWV893である

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