繰返し聞き続ける古楽(16)-66クープラン クラブサン曲「恋する夜うぐいす」「神秘な障壁」他

フランソワ クープラン(仏1668-1733)は、ラモー(仏1683-1764)とともに、フランスクラブサン学派の巨匠の一人。クープランの作品の標題に伴う情景描写が極めて印象的である。
たとえば「恋する夜うぐいす」「神秘な障壁」「修道女モニク」などの小曲をきくと、爽やかなイメージの詩のアニメ動画を見ているような錯覚を覚える。
特に響きを消した音を効果的に使った和声の展開が印象的である

繰返し聞き続ける古楽(16)-65ヨハン・クリストフ・ペーツ  「パストラール協奏曲 ヘ長調」

パストラーレ(キリスト降誕の夜、牧童が笛を吹いたという聖書に基づき田園情緒を描こうとする)については、コレッリなど多くの作曲があるが、ドイツの作曲家ヨハン・クリストフ・ペーツ(独Johann Christoph Pez 1664-1716)のパストラール協奏曲ヘ長調。
ドイツ人であるが、イタリアでコレッリに学び、フランスのリュリなどの影響も受けている。
弦楽に2本のリコーダーが加わり、牧歌的な雰囲気を出している。

繰返し聞き続ける古楽(16)-64ジュゼッペ・ヤッキーニ  チェロソナタ

ジュゼッペ・ヤッキーニ(Giuseppe Maria Jacchini伊1663-1727)は、チェロの黎明期のチェロ奏者で作曲家、ドメニコ・ガブリエル(伊1659-1690)(186参照)に師事したといわれる。いくつかのチェロソナタが素朴で、哀愁を帯びた旋律が親しみやすい。また舞踏的なリズムの楽しさも魅力的だ。「ソナタ・ハ長調」、「ソナタ・イ短調」、「ソナタ・ト長調」などチェロならではの魅力が生かされ、いずれも飽きさせない。 

繰返し聞き続ける古楽(16)-63ドメニコ・ガブリエル  「ソナタ ト短調」「ソナタ イ長調」

ドメニコ・ガブリエル(伊1659-1690)は、バロック時代の作曲家でチェリスト。
「チェロのドメニコ」といわれていたようで、チェロの作品が面白い。
なかでも「ソナタ ト短調」「ソナタ イ長調」が印象に残る。ト短調は、のびやかで語りかけるように歌う、何か思い出が詰まった話をするような。
イ長調は、切なく美しい旋律と、軽快なリズムとが交互に展開し、緩急のチェロの魅力を味わうことができる。

繰返し聞き続ける古楽(16)-62パーセル  ファンタジア「第5番、インノミネ」「 ソナタ6番」

パーセル(英1659-1695)は、バロック時代の英国の大作曲家で、彼の「ファンタジア」には不思議な魅力がある。ファンタジアというのは、声楽曲で培われたポリフォニー技法を器楽曲に転用したもので、器楽曲が独自の道を始めた時の音楽である。テキストなしで思うままに旋律を作り出し独自の発想で練り上げてゆく。「声と言葉」から開放された斬新さ、音そのものの喜びのようなものを感じさせる。ファンタジアのどの曲も素晴らしいが、第5番とインノミネの2曲は何度も繰り返して聞きたくなる曲である。「インノミネ」はジョン・タヴァナ-のミサ曲の旋律をもとにいろいろな作曲家が作っていることで有名であるが、特にこのパーセルの曲が際立って印象深い。
ソナタのなかで、優れたシャコンヌを残している。ソナタ6番。
「シャコンヌ」とは、もともとバロック時代の舞曲で、4小節もしくは8小節からなる3拍子の主題を持ち、同一の低音音型に基づいて発展する変奏曲の形を持つ荘厳な曲。心に染み入る大変美しい曲。
パーセルのソナタといえば、何番のことなのか分からぬが、ヘルマン・ヘッセが小説「ガラス球遊戯」の中で、論争者との共通の接点を見出してゆこうとする時のきっかけとなる曲として導入しているが、複数のヴァイオリンが深い通奏低音の上で歌いあうところなど、これらのソナタが、ふさわしく思えてくる。

繰返し聞き続ける古楽(16)-61 パーセル 「組曲6番」「ラウンド0」「グラウンド」

ヘンリー・パーセル(英1659-1695)は、彼にはいくつかの優れたハープシコードの作品がある。
ちょっとしゃれた感じの「組曲6番」、哀愁を感じさせる「グラウンド」そしてブリテンの「青少年管弦楽入門」の主題にになっている「ラウンド0」など。
「ラウンド0」は、音そのものの喜びのようなものを感じさせるパーセル独特の自由奔放な世界がある。

繰返し聞き続ける古楽(16)-60マラン・マレ  ヴィオール曲「聖ジュヌヴィエーヴ教会の鐘の音」

マラン・マレ(仏1656-1728)は、ルイ14世に仕えたヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者であり作曲家である。
マラン・マレについて書かれた小説に、パスカル・キニャールという人の「めぐり逢う朝」がある。
マレの師コロンブとの共感、葛藤を描いたものであるが、この中で「音楽とは言葉では語れぬことを語るためにある。」「死者に残しておく一杯の水のため、、、、生まれる前の命のために。息もせず、光もなかった頃のために」といった師弟の会話があり、音楽の根源を考えさせる。
「聖ジュヌヴィエーヴ教会の鐘の音」は、マレの晩年の曲だが、「ファ・ミ・レ」の3音による鐘の音の連打に曲が展開する。奇怪で不思議な物語が始まりそうな音が進んでゆく。聖ジュヌヴィエーヴはパリの守護聖人。

繰返し聞き続ける古楽(16)-59パッヘルベル  オルガン作品集

パッヘルベル(独1653-1706)については、ブクステフーデとともにバッハに影響を与えたといわれるように、オルガン作品集に数々の傑作がある。
アポロの6弦琴、プレリュードニ短調、シャコンヌへ短調、ニ短調、リチュルカーレハ短調、さらにルターのコラールにより変奏曲「God the Father dwells with us」など。
プレリュードニ短調は、バッハを想起させる迫力のある曲想、
シャコンヌへ短調、ニ短調は聞く者の心をとらえて離さない。
リチュルカーレハ短調は、不思議な半音階に引き込まれてゆく。特に、プレリュードニ短調出だしの旋律がサンサーンスのヴァイオリン協奏曲3番を想起させ印象深い。
「アポロの6弦琴」は、ブクステフーデに献呈されたといわれる鍵盤盤楽器のための6つの変奏曲である。その中の一つ「アリア”ゼバルディーナ”と変奏」は、アリアの多彩な変奏が、オルガン音楽の音色の多様性と美しい響きを聞かせる。

繰返し聞き続ける古楽(16)-58パッヘルベル  器楽アンサンブル「音楽の楽しみ」

ヨハン・パッヘルベル(独1653-1706)は、「カノンとジーグ」で有名であるが、バッハの父アンブロジウスと交流のあったオルガニストで、ブクステフーデなどともにバッハに影響を残した人である。
彼は、オルガン曲だけでなく、器楽アンサンブルの作品を書いた。
「音楽の楽しみ」もその一つで、宮廷での「食卓音楽」として演奏された「6 曲のパルティータ」からなる小アンサンブル作品である。「カノン」や5声、4声のパルティータなどとともに、題名どおり[音楽の楽しみ]を味わうことが出来る。4番ホ短調など特に素晴らしい。

繰返し聞き続ける古楽(16)-57ゲオルク ムファット  「シャコンヌ ト長調」(「調和の捧げ物」組曲

ドイツのプロテスタントのオルガン音楽において、バッハの先輩たちにブクステフーデやパッヘルベルなどがいるが、その当時の一人、ゲオルク ムファット(Georg Muffat独1653-1704)は南ドイツ オーストリアのカトリック系オルガン音楽を代表する作曲家である。
パリでリュリに、ローマでコレッリに学んでいる。ビーバーとも交流があり、ムッファトは汎ヨーロッパ的な人生を送っている。
この頃のトッカータ、パッサカリア、シャコンヌなどはフランス、イタリアの影響を強く受けている。
シャコンヌは、舞曲というより、和声的に明確な低音旋律の規則的な反復が永遠の調和を感じさせるものがある。オルガンよりも弦楽合奏で聞くとその感を一層強くする。
ムファットのシャコンヌも聞き応えのある長大な楽章である。

繰返し聞き続ける古楽(16)-56ビーバー  「ロザリオソナタ」

ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(チュコ1644-1704)は、17世紀屈指のヴァイオリンのヴィルトゥオーソ・作曲家」といわれる。
ザルツブルグの宮廷礼拝堂楽長を務めていたこともあり、「教会あるいは宮廷用ソナタ」「ロザリオのソナタ」「レクイエム」など宗教的な色彩の強いヴァイオリンソナタがある一方、「描写的なヴァイオリンソナタ」など、鳥や動物、戦いなどを描写した標題音楽なども作曲している。
マリアを主題とした「ロザリオのソナタ」は、パッサカリアやソナタ6番など高度の技法と深みのあるヴァイオリンの響きによって魂を揺さぶられる。パッサカリアには「守護天使」、ソナタ6番には、イエスが「できることならこの杯を遠ざけください。でも御心のままに」と祈る「ゲッセマネの園」が題材になっている。

繰返し聞き続ける古楽(16)-55 シャルパンティエ「真夜中のミサ」

マルカントワーヌ・シャルパンティエ(仏1643-1704)は、バッハより少し前のフランスの作曲家で、この「真夜中のミサ」は、クリスマス前夜の真夜中の曲。
当時、フランスで広く歌われていたノエル(クリスマスの歌)が、ミサ曲として仕立てられている。
合唱と器楽合奏で作られ、素朴な笛の音は牧歌的な雰囲気を出している。出だしのキリエを聴いた途端、その美しい安らぎのメロディに魅了されてしまう。
バッハの「マタイ受難曲」のコラールなどの響きとも違って、もっとフランス的な明るい美しさがある。いつまでもこのやさしい響きに浸っていたくなる曲である。

繰返し聞き続ける古楽(16)-54ブクステフーデ  オルガン・コラール「いかに美しきかな暁の明星は」

ブクステフーデ(独1637-1707)については、パッサカリアのような壮大なオルガン曲の一方で、オルガンコラールの作品群は、素朴で美しい魅力がある。
「いかに美しきかな暁の明星は(BuxWV223)」「われ汝を呼ぶ、主イエス・キリスト(BuxWV196)」「甘き喜びのうちに(BuxWV197)」「来たれ聖霊、主なる神(BuxWV199)」「今我ら聖霊に願い奉る(BuxWV208)」など。
バッハやパッペルベルなども同様にコラールに基づくオルガン曲を作っているが、ルター派のコラールの旋律には素朴な明るさと清らかさがあり、それをオルガンの多彩な音色が優しく歌う。大きな力に包まれる安らかさがある。「いかに美しきかな暁の明星は」は、クリスマス・コラールで、上述の他のコラールと異なり<コラール・ファンタジー>といわれ、定旋律から即興的な比較的自由な展開を見せる。

繰返し聞き続ける古楽(16)-53 ブクステフーデ オルガン作品「前奏曲 ト短調163」

ブクステフーデブクステフーデ(独1637-1707)のオルガン作品は、前奏曲やフーガに優れた作品が多い。
特に「前奏曲 ト短調163」「フーガ ハ長調174」のこの2曲は、特に印象に残る作品である。
前奏曲 ト長調163」は、冒頭、大自然の鼓動を思わせる重厚な低音の旋律で始まり、深い世界へと我々を引き込んでゆく。芸術性の高い名作である。「フーガ ハ長調174」は、ジーグ舞曲のリズムによる可愛らしいブーガ。
断片的な小曲であるが、大変美しい。

繰返し聞き続ける古楽(16)-52ブクステフーデ   オルガン曲「パッサカリア ニ短調」

ブクステフーデ(1637-1707)は,J.S.バッハ以前のドイツにおいて最大の教会音楽の作曲家といわれる人で、バッハに多大な影響を与えている。
ブクステフーデのオルガン曲には、プレリュード、トッカータなど沢山あるが、コラールやパッサカリアなどが、素朴で柔らかく聞く人の心に語りかけてきて印象的である。
特にパッサカリアニ短調は、ヘッセの小説「デミアン」の中で、「古いオルガン音楽のえり抜きの曲」で「この異様な深い沈潜的な、自分自身に聞き入っているような音楽に浸った。
それはいつ聞いても快く、心の声を正しとするような気分を一層強くした」と書かれている。このほか、シャコンヌ ホ短調も聞き逃せない作品の一つ。

繰返し聞き続ける古楽(16)-51フローベルガー 「トッカータ第11番(聖体奉挙のために)」他

フローベルガー(独1616-1667)については、組曲など標題音楽について取り上げたが、その中で「フローベルガーは、ヘルマン・ヘッセの小説「ガラス玉遊戯」の中で、主人公クネヒトが初めて出会う音楽名人のイメージとして取り上げられている。」と書いた。
ヘッセのフローベルガーへの思いは、標題音楽ではなく、ブクステフーデやバッハへ連なる荘重な鍵盤音楽のイメージを持っていたのではないかと思う。
彼の重厚さをイメージする音楽は、トッカータ、リチェルカーレ、カンツオーナ、ファンタジア、カプリッチョなどの作品群の方にある。トッカータ第11番(聖体奉挙のために)、カプリッチョ第2番、第6番、リチェルカーレ第2番,カンツオーナ第2番等一連の作品を聞くと、その深い響きに感動するとともに、イタリア、フランスの様式を取り入れてドイツの鍵盤音楽への道を開いた先駆的な働きを確認することができる。

繰返し聞き続ける古楽(16)-50フローベルガー 標題音楽「哀歌」 ほか

ヨハン・ヤーコブ・フローベルガー(独1616-1667)は、初期バロック時代の鍵盤楽器奏者、作曲家でフレスコバルディの弟子で、イタリアの音楽をドイツに橋渡しをした。ブクステフーデやバッハに先行するドイツの重要な作曲家である。バロック時代の組曲の構成舞曲(アルマンド、ジーク、クーラント、サラバンド)を確立したとされる。彼には下記のような、いくつかの標題音楽があり組曲に組み込まれている。いずれも題名が面白く情感豊かな曲が多い。
●「皇帝フェルディナント3世陛下の痛切の極みなる死に捧げる哀歌」「ローマ王フェルディナンド4世の悲しき死に捧げる哀歌」
●「私の来るべき死についての瞑想」
ふわふわと未知の場所に登ってゆくような不思議な音楽である。
●「ブランクロシェ氏に捧げる、パリにて書いたトンボー」
トンボー(tombeau)とは、フランス語で墓石や墓碑のことを指すが、音楽用語においては、故人を追悼する器楽曲のこと。この曲は、階段から落ちてフローベルガーの腕の中で息を引き取ったリュート奏者の友人のために書かれたものであるが、曲の最後に下行音階があり、死因を象徴させているのではないかといわれている。標題音楽で、比喩的な作曲法を楽しんだのであろうか。
●「ロンドンで憂鬱を吹き払うために書いた不平」など
●組曲18番→標題がないが、甘い素敵なアルマンドに聞きほれる。
フローベルガーは、ヘルマン・ヘッセの小説「ガラス玉遊戯」の中で、主人公クネヒトが初めて出会う音楽名人のイメージとして取り上げられている。

繰返し聞き続ける古楽(16)-49シュッツ 「音楽による葬送」

ハインリッヒ・シュッツ(独1585-1672)は、17世紀のドイツ音楽を確立した人でドイツ音楽の父と言われている。
大バッハ誕生100年前に生まれている。
受難曲やモテットを多く作曲している。「音楽による葬送」は、シュッツの領主であった伯爵に依頼されて作曲した埋葬儀式のための教会音楽で、ドイツレクイエムの最初の作品である。
この曲は、「裸で私は母の胎からでた。裸でまた、そこへ帰ってゆこう」という歌詞で始まり一貫して「主よ私はあなたを離しません。私を祝福して下さるまで」と死に打ち勝つ恵みを求め続ける。やや虫のよいストーリで聖句を寄せ集めた感があるが、歌詞を一つ一つ確認してゆくように曲が進んでゆき、死に臨む人に安らぎを与えるような音楽の世界が展開してゆく。

繰返し聞き続ける古楽(16)-48フレスコバルディ 「フィオーリ・ムジカーリ(音楽の花束)」

ジローラモ・フレスコバルディ(伊1583-1643)は、声楽界におけるモンテヴェルディと並んで、初期バロックの鍵盤楽器の最大の作曲家である。ローマのサン・ピエトロ寺院のオルガニストであり、聖歌に代わる典礼用のオルガン曲などを作曲し、弟子のフローベルガー(独1616-1667)を通して、ブクステフーデやバッハなどドイツのオルガン音楽に至る道を敷いたといわれる。後のバッハなどにも影響を与えている。
その「オルガン・ミサ」の代表作が「フィオーリ・ムジカーリ(音楽の花束)」である。トッカータ、キリエ、カンツォーナなど種々な作品からなる音楽の花束という意味。優しい響きのキリエやカンツォーナ、厳粛さをもったトッカータなど魅力的な作品が多い。『主日のミサ 』『使徒のミサ』『聖母のミサ』の3部分からなる。聞き応えのある作品群。
他にも彼のリチェルカーレ集、ファンタジア集、カンツォーニ集といったオルガン曲を聴いていると、リチェルカーレ2番、ファンタジア5番など、遠くから語りかけて来るような不思議な響きを感じて感銘する。
また、逆に、カンツォーナ5番などは、鳥の囀りなどが入った楽しい曲。

繰返し聞き続ける古楽(16)-47ジョン・ウイルビー  イングリッシュ・マドリガル「甘き蜜吸うハチたち

ジョン ウイルビー(Jhon Wilbye 英1575-1638)は、 ルネッサンス音楽末期のイングリッシュ・マドリガルの作曲家。
イングリッシュ・マドリガルは、トーマス・モーリ(Thomas英1557-16029) をはじめジョン・ウイルビー、トーマス・ウィールクス(Thomas Weelkes英1576-1623)などエリザベス朝時代の宮廷作曲家達によって、イタリアの形式を真似て作られたが、イタリア程複雑で無く、英語にあったイギリス独自のものに発達させていて、多声だが和声を主体にした曲が多い。
中でもウイルビーの作品「甘き蜜吸うハチたちよ」「さらば愛しのアマリリス」「おいでやさしい夜」などは、卓越した美しさに加え、深い情感を感じさせる。聞くだけでなく、出来ることならば多声のコーラスに中で歌う喜びを分かち合いたい衝動に駆られる。また、ウィールクスの「太鼓を打ち鳴らせ」など印象に残る作品。