(168) マラン・マレ  組曲第4番ニ長調(ヴィオル曲集)

マラン・マレ(仏1656-1728)は、ルイ14世に仕えたヴィオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者であり作曲家である。(79)で鐘の音の連打に曲が展開する「聖ジュヌヴィエーヴ教会の鐘の音」を取り上げたが、このほかにも、組曲があり、特に、第4番ニ長調は、ヴィオルの伸びやかな弓の流れに、独特の美しい音色が広がる。プレリュード、アルマンドから始まりロンドまで舞曲が続き、最後に、マレ特有の曲想、プラント(嘆き)シャリヴァリ(騒音)で終わる。心休まる一曲である。

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