★ローレ  ミサ曲「万物の連なりを超えて」(ジョスカンのモテトゥスのパロディミサ)

チプリアーノ・デ・ローレ(フランドル1515-1565)は、ジョスカンの後継者であるとともに、ヴェネティアのヴィラールトの後継者でもある。
さらに彼は後続のモンテヴェルディに影響を与えている。
多くのモテトゥスを作曲し魅力的な作品が多いが、ジョスカンのモテトゥス「万物の連なりを超えて」によるパロディミサが素晴らしい。
ジョスカンの原曲が傑出していることもあり、長いミサ曲なれど飽きが来ない。
ジョスカンの原曲が2部に分かれていて、それらの旋律がミサ曲の各楽章に配列され、深いまとまりを持った音楽になっている。
歌詞の「万物の連なりを超えて」という意味は、降誕祭のモテトウスで、聖霊によりマリアが身ごもるという常識的な因果関係では説明できない(神の摂理による)出来事が起こったという意味。

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