バッハ(独1685-1750)のこの有名な「イタリア協奏曲」は、いわゆるソロと管弦楽の協奏曲ではなく、2段鍵盤(チェンバロ)による協奏曲的な形式原理を持ったソロ器楽曲である。
ヴィヴァルディなどのイタリアの合奏協奏曲の作曲原理を取り入れていることから「イタリア協奏曲」といわれている。
1楽章:ヘ長調(アレグロ)→2楽章:ニ短調(アンダンテ)→3楽章:へ長調(プレスト)と、緩/急、長/短、強/弱の効果的な組み合わせが、曲の流れを生き生きとさせると共にまとまりのあるものにしている。
特に1楽章が終わり2楽章が始まってゆく長/短調の変わり目の展開に特別な期待感を抱かせる。
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