繰返し聞き続ける古楽(13)-84 バッハ「オルガン独奏のためのトリオソナタBWV525-530」

バッハ(独1685-1750)のこのオルガンのトリオソナタは、3楽章構成で6曲あるが、詩情に満ちた美しい曲ばかりで、どの曲にも惹きつけられる。3人で演奏されるソナタ形式を一人で、右手、左手、両足で3パートを演奏する。それぞれのメロディの自律性を認識し、他のメロディーとの掛け合いを上手く弾きこなす必要があり、かなり高度な演奏技術が要求される。
ソナタ525の冒頭から楽しい豊かな音色で始まり、切なく美しいアダージョ、アレグロでは、軽やかな小さな生き物が飛び交う。ソナタ526のラルゴ、ソナタ527のアダー-ジョなど美しい曲を経て、ソナタ528,529,530に至って豊穣な音響世界に誘う。
 後半では、特にソナタ529の、アレグロの出だしがかわいらしい行進、小さな喜びがときめく。ラルゴが印象に残る。不思議な魅力を感じさせる音の世界。泉がわきでるような。

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