繰返し聞き続ける古楽(16)-2スラヴ典礼音楽 「十字架挙栄祭」「四旬節と復活祭の聖歌」

スラヴ典礼はビザンツ典礼の流れをくむギリシャ正教の典礼である(スラヴ諸国において独自の民族的色彩のもとに発展したビザンツ=スラヴ典礼)。
楽器を使用しない、独特の旋律をつなぎ合わせた旋法という特徴がある。
大地の香りというか、海岸に打ち寄せる静かな波の音を聞くような、豊かでいつまでも聞き入っていたくなるような不思議な典礼音楽である。歌詞は、典礼だから祈りそのものであるが、祈りがこのような素晴らしい音楽のなかで行われることを大変羨ましく思う。