クリストファー・タイ(英1505-1572)は、タリスやシェッパードと同時代に活躍したオルガニスト・作曲家で、既にタヴァナー「西風のミサ」のところで紹介した。
ミサ曲「シネ ノミネ(「名前のない」という意味)」は、5声で、英国独自のソールスベリー典礼にしたがって、<グローリア>、<クレド>、<サンクトゥス>、<アニュス・デイ>の4章でキリエはない。
5声のそれぞれの音が広く、深くダイナミックに絡み合って展開し、大変充実感を覚える。
特に<サンクトゥス>、<アニュス・デイ>と進むに従い、ハーモニーがより洗練され美しくなってゆく。特に<アニュス・デイ>が美しい。
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