新この一曲(81) ジャン=バティスト・リュリ 「ディヴェルティスマン」
ジャン=バティスト・リュリ(仏1632-1687)は、フランス・バロック時代の栄華を極めた「太陽王」ルイ14世のお気に入りの楽長を務めた作曲家である。
バッハの「フランス風序曲」の様式はリュリによるものである。
ディヴェルティスマン(余興)とは、バレや歌劇の主軸となるストーリーの展開が一時的に中断する部分で、観客を楽しませることを主眼としている。
ルイ14世が、ヴェルサイユ宮殿でお気に入りの楽長リュリと台本作家モリエールのコンビに書かせた音楽といえます。
全体的に優雅で楽しい曲集であるが、中でも、ディヴェルティスマン(1)の「オルフェの朗唱」をはじめとする宮廷バレなどは、なかなか聞かせる曲ばかりである。また(2)の「アマディスのシャコンヌ」、(3)の「アルミードのパサカーユ」は、内面的な深みを感じさせる名曲である。
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