古楽の魅力(35)レヒナー  モテト「もし主の御手から恵みを得るならば」 ハスラー モテト「主よいつ

レヒナー(独1550-1606) ハスラー(独1562-1612)はルネッサンスからバロック移行期のドイツの重要な作曲家である。ルネッサンス期は、音楽の後進国だったドイツが、ルターの宗教改革とともに新たな歩みを始めた。ルターは<万人司祭>の理念から母国語によるコラールを誕生させた。以来、ルター→ラッスス→レヒナー→ハスラー→シュッツ→バッハへとプロテスタント音楽は台頭してゆく。
レヒナーのモテト「もし主の御手から恵みを得るならば」は、胸にずんと染み入ってくるような美しさがある。
歌詞の中に「主が与えられ、主が奪われる...、裸で生まれ、そこへ裸で戻る」といういだりがあり、神への素朴な気持ちを音楽が紡ぎ出している。
一方、ハスラーのモテト「主よいつまで私を」は詩篇13に基づいているが、ほかにも「おお何とすばらしい贖罪」「主、イスラエルの神よ」などすばらしいモテトがある。

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