繰返し聞き続ける古楽(4)-51 フローベルガー 「トッカータ第11番(聖体奉挙のために)」他

フローベルガー(独1616-1667)については、組曲など標題音楽について取り上げたが、その中で「フローベルガーは、ヘルマン・ヘッセの小説「ガラス玉遊戯」の中で、主人公クネヒトが初めて出会う音楽名人のイメージとして取り上げられている。」と書いた。
ヘッセのフローベルガーへの思いは、標題音楽ではなく、ブクステフーデやバッハへ連なる荘重な鍵盤音楽のイメージを持っていたのではないかと思う。
彼の重厚さをイメージする音楽は、トッカータ、リチェルカーレ、カンツオーナ、ファンタジア、カプリッチョなどの作品群の方にある。トッカータ第11番(聖体奉挙のために)、カプリッチョ第2番、第6番、リチェルカーレ第2番,カンツオーナ第2番等一連の作品を聞くと、その深い響きに感動するとともに、イタリア、フランスの様式を取り入れてドイツの鍵盤音楽への道を開いた先駆的な働きを確認することができる。

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